工程1:ヒアリング(企画・デザイン)
お打ち合わせさせて頂く中でお客様がイメージされている製品の仕様やこだわりなどをヒヤリング致します。ここでたくさんのご要望をいただくことでデザインや設計に反映することでより良い商品になると思います。ご要望の中で出来ない事も出てくると思いますが、お客様のご納得いただけるよう様々な角度から実装できるように検討いたします。
工程2:提案(デザイン・設計・簡易試作・見積もり)
ヒアリングした内容を基に「図面」を作製いたします。製品のイメージをよりリアルに感じて頂けるように「3Dイラスト」や「3Dプリンターによる試作」を作製いたします。作製させて頂いた内容を基に「見積書」を作成いたします。(※ここでどのくらいの予算が必要か認識していただけるかと思います)また、必要に応じて弊社の【簡易ZAS金型】を用いて試作することも可能です。(※簡易型には仕様上の設計における制限があります)実際の量産金型(本金型)と同様の材料を用いた製品を作製することが可能です。ヒケやソリ、ウエルドライン、強度および色目など量産時と同様の条件で検証していただけます。
工程3:金型作製(簡易ZAS金型・簡易鉄金型・本金型)
金型につきまして、ご提案の内容や生産予定数量・予算などに応じて最適な金型を選択いたします。
【簡易ZAS金型】
・共用のモールドベースとなりますので、製品加工部分(入れ子)のみの加工になるため従来の金型よりも非常に安価かつ短納期ご提供出来ます。
・共用のモールドベースを数多く取り揃えておりますので【最大φ140㎜×50㎜】までの製品を作製できます。(※形状により例外があります)
・通常の量産金型と同様の樹脂材料で成型可能となっております。
・耐久ショット数は、【5,000ショット】となります。
【簡易鉄金型】
・基本は「簡易ZAS金型」と同様になりますが、製品加工部分(入れ子)を鉄材に変更することで透明樹脂での生産が可能となります。
・耐久ショット数は【1万〜3万ショット】は生産可能となります。(※形状等により変動します)
・価格につきましては、ZAS材よりも鉄材の方が高いため上がります。
【本金型】
・1から専用金型として作製いたします。(※同様形状の場合は、入れ子対応可です)
・金型サイズとしまして、弊社生産可能サイズは【550㎜×550㎜×600㎜】となります。
・耐久ショット数は【10万ショット以上】を生産できる金型を作製します。(※形状等により例外があります)
工程4:製品量産成形(射出成型機)
作製した金型を用いて、射出成形技能士の資格を持つ技術者を中心に安定した品質の製品を生産いたします。
工程5:2次加工・アッセンブリ・検品
切削作業や印刷(パッド・シルク・インクジェット・ホットスタンプ)、メッキ、塗装等の2次加工と組立ておよび袋入れの加工を行います。製品不良がないように、ダブルチェックで検品を行います。
工程6:梱包・出荷
安全かつ丁寧な梱包を心掛け、お客様との打ち合わせで決められた梱包を行い出荷させていただきます。